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会議・イベント

令和3年度

R3.11.9〜10_東京都内企業等訪問

 秋田スギ等地域材の需要拡大のため、東京都内の企業訪問を実施しました。また、当協議会の会員の木材製品が利用された施設を見学しました。
訪問先1:一般社団法人 日本木造分譲住宅協会 (東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル32階) 訪問日:令和3年11月9日
(左から) ●経営企画本部 経営企画課 課長 菊谷 憲太郎 様 ●技術生産本部 構造設計課 課長代理 木原 理志 様 ●社長室 課長代理 谷口 猛 様
<協会について>
・当協会は㈱三栄建築設計、㈱オープンハウス、ケイアイスター不動産㈱の3社が集まって設立された協会で、環境対策等の取り組みとして“国産材”を活用する仕組みを構築するため今年の4月に協会を立ち上げました。
・現在は国産材利用を進めるため全国各地の国産材拠点を訪問し、国産材供給に関する交渉を進めているほか、川上の取り組み貢献のため植樹活動等への支援・協力を予定しています。現在、秋田県と調整を進めており、植栽地として大館市内の林地が候補地となっています。
・木材利用促進法での川上の地方公共団体との協定により、木材の安定供給を構築するような仕組みづくりに魅力を感じています。
・今後も大館北秋田地域と共に持続可能な森林資源の循環利用に取り組み、SDGsへの貢献を目指していきたいです!
訪問先2:東京ガスコミュニケーションズ株式会社(東京都新宿区西新宿3-7-1) 訪問日:令和3年11月10日
<カーボンストックファニチャーについて>
●プロモーション統括部 営業開発グループマネージャー 保阪 様
●プロモーション統括部 営業開発グループ 開発営業チーム チームリーダー 小倉 様

・都市を森林の貯蔵庫に還すことをコンセプトにした家具プロダクトである「カーボンストックファニチャー」を製作しています。
・自治体からは東京オリンピック選手村に提供していた木材の返還後の活用として検討いただいています。
・家具に使用する木材は、納入先に関わりのある地域の木材を使用する場合もあり、木材を供給するにあたってのストーリー性があれば利用拡大が見込めるのではないかと考えています。
・東京都の事業として、国産木材の魅力を発信する拠点「MOCTION」を昨年12月に開設し、当社が設計デザイン・運営を担当しています。
・外国産材を中心に取り扱っていた企業がウッドショックの影響により、海外からの仕入れが困難となった際に、担当者が当施設に見学に来て、国産材仕入れの成約に至ったケースもあります。
・常設スペースでは「多摩産材」を活かしたコンセプト家具や内装を展示し、企画展では各都道府県の国産木材活用の取り組みを展示しています。都道府県単位の展示で2週間毎に入れ替えており、秋田県においても是非展示していただきたいと考えています。
訪問先3:渋谷区神南ネウボラ子育て支援センター(東京都渋谷区田川町5番6号) 訪問日:令和3年11月10日
渋谷区中央保健相談所 保健予防係 神門 賢吉 様
<渋谷区保健所>
・8月より施設がオープンし、大館市産秋田スギフローリング材が活用されている「子育てひろば(3階)」は利用者より好評を得ています。温かみのある施設を作ることができました。
・秋田杉の素材が柔らかく親御さん達も安心して利用している様子が伺えます。
渋谷区子育てネウボラ
 新型コロナウイルス感染症の影響でしばらくの間、東京都への出張を自粛しておりましたが、緊急事態宣言が解除されてから初めての東京都出張となりました。
 国産材活用の推進を目指している企業の方々との意見交換を通じて、当地域の秋田スギをはじめとする地域産材の需要拡大の可能性を強く感じることができました。また、渋谷区子育てネウボラにおいては完成した施設を見学することができたほか、渋谷区民の方々が大館市産の秋田スギフローリングが活用されたフロアを利用している状況を伺うことができ、とても嬉しく感じました。
 今後も都市部の企業や自治体と連携し、「都市の木質化」に貢献できるよう取り組んでまいります。(事務局:C
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