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会議・イベント

令和2年度

R3.2.16_2021林業成長産業化地域サミットin最上・金山

 令和3年2月16日に昨年度に引き続き、東北地方の林業成長産業化地域関係者による「2021林業成長産業化地域サミットin最上・金山」が開催されました。今回は山形県最上・金山地域に主催いただき、新型コロナウイルス感染症の影響等を考慮し、オンラインでのLIVE配信で開催されました。また、今回から林業成長産業化地域の登米地域(宮城県)と渡島地域(北海道)にも参加いただきました。

 基調講演では林業成長産業化地域創出モデル事業創設時の林野庁長官であった今井 敏 氏(山形県森林協会 会長理事)より「林業成長産業化地域創出モデル事業のねらいと期待される事業展開」と題し、事業発足時、林野庁長官であった立場から当該事業発足の背景・狙い・目指すべき姿等について講演いただいたほか、林野庁森林整備部付 森谷 克彦 氏(前研究指導課長)より「森林・林業・木材産業の現状と将来 ~カーボン・ニュートラル2050に向けて~」と題し、山村地域で豊かな暮らしを営み、森林とその周囲にある資源をフル活用する先進的な研究・技術開発と、山村を起点としたカーボン・ニュートラルな地域社会の構築について講演いただきました。

 その他、各地域の事例報告、各地域の首長による林業成長産業化に向けた共同宣言や参加者によるパネルディスカッションが行われるなど、これまでの事業成果と今後の展望を報告し合い、地域間連携の可能性を探るなど、地域の林業成長産業化、地方創生、森林資源の循環利用に向けて取り組んでいこう、という各地域の意思の強さを改めて感じることができたサミットとなりました。
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