会議・イベント
令和元年度
R元.11.28_加工施設及びバイオマス発電に関する視察研修会
大仙市にある木材加工施設及びバイオマス発電施設を視察してきました。
「(株)門脇木材協和工場」「(株)秋田バイオマスチップ」「(株)大仙バイオエナジー」の3つの会社施設が隣接、連携しており、製材時の端材をチップ化し、エネルギー化するという工程が効率よく行われていました。
門脇木材では大径木対応の製材機械が導入されており、径の大きさを活かした効率的な製材を行っていました。
秋田バイオマスチップでは製材過程に出る端材の他、伐採現場の残材も積極的に活用して余すことなく資源を利用していました。発電施設まではベルトコンベアで繋がっており、効率化が図られています。
大仙バイオエナジーで発電された電気は地元公共施設や小中学校へと供給されており、熱エネルギーは近隣のバス停待合室の暖房、道路の融雪に使われる予定とのことです。
各会社、工場の無駄の無い連携と効率の良さもさることながら、素材生産者との連携や雇用促進への意欲、地元への貢献などより大きな視野と情熱を感じる事業展開だと思えました。
雇用の創出による地元の活性化やエネルギーの補完、林業の活性化など、地域へさまざまな波及効果に期待が持て、協議会としても大いに参考になり、意識の高まる有意義な視察研修会となりました。【From:J】
主催:米代川流域林業活性化センター
場所:大仙市 (株)門脇木材協和工場、
(株)秋田バイオマスチップ、(株)大仙バイオエナジー