先進地視察「静岡県浜松地域」(平成30年11月13日~14日)
今回の先進地視察は本地域同様、林業成長産業化地域に選定となっている「静岡県浜松地域」にお邪魔しました。
当地域は日本三大人工美林「天竜杉」で知られ、ブランド価値の確立からFSC森林認証と本地域より1歩2歩進んでいる、まさしく先進地でありました。
認証材については、公共施設のみならず非公共施設から一般住宅と幅広く利用されており「認証材が当たり前」といった感覚が地域全体から感じ取ることが出来ました。
浜松市に到着し、小休憩で立ち寄ったスターバックス。店舗にはふんだんに天竜材が利用されておりとてもオシャレ。田舎者の自分たちは一気に疲れも吹き飛び興奮してしまいました。
また、ニホンジカの森林被害もあるなかで再造林も進んでいました。大館北秋田地域はまだシカ被害がないことを伝えると、とても羨ましがられました。
「シカによる森林被害があり、その対策にも費用がかさむ中でも進む浜松地域の再造林」
「まだシカによる森林被害がない中でもなかなか進まない大館北秋田地域の再造林」
とても恥ずかしい気持ちにもなりました。今の森林被害がない状況が恵まれていることであることを訴え、再造林を積極的に進めて行かなければならないと思いました。
当たり前の事を当たり前に実行していた「浜松地域」。大館北秋田地域も当たり前の事を当たり前にできるよう、地域や担当者間で同じ熱量をもって進めて行かなければならないということに気付かされた視察となりました。
場所:13日 浜松市役所
14日 天竜森林組合
内容:林業成長産業化地域構想の取り組み、FSC森林認証 など
参加者:協議会メンバー8名